セサミン
肝機能の数値を下げるはたらきをもつ、セサミンをリサーチ。
セサミンの肝機能数値への働き
セサミンは、摂取すると、腸から吸収されて、確実に肝臓で仕事をしてくれる成分です。
セサミンには、強い抗酸化作用があり、肝臓で過剰に発生した活性酸素を除去して腸の老化を防止してくれます。
同じ抗酸化作用のある成分として知られるポリフェノールやビタミンCは、血管や細胞膜で働くのに対し、セサミンは確実に肝臓で働くという特別な役割があります。
また、悪玉コレステロールの値を下げる効果もあり、これも肝臓の機能回復に貢献しています。そのほか、血圧の上昇を抑える働きや、疲労回復にも効果があるとされています。
セサミンを含む食べ物
セサミンを含む食べ物として、胡麻が有名です。
実際には、胡麻の殻に含まれているため、胡麻を粒のまま食べても効率よく吸収されません。胡麻をすりつぶして食べるなど、調理法に工夫が必要です。
ただ、セサミンは胡麻1粒にわずかしか含まれていません。胡麻を大量に食べるという手もありますが、胡麻にはセサミンのほか、脂質やたんぱく質が多く含まれ、意外と高カロリーな食品です。
そのほか、セサミンを含む食品として、米や麦もありますが、精米してしまうとセサミンが落ちてしまうので、現実的には、胡麻以外の食品からセサミンを摂取することは難しいでしょう。
このように、食品から効率よく摂ることが難しいセサミンは、健康食品で摂ることが一番有効であると言えます。健康食品なら、胡麻の脂質やたんぱく質を取り除き、セサミンの成分だけを凝縮して詰め込んでいるので、カロリーを気にせず、効率的に摂取できるでしょう。